永野川緑地公園に車をとめて、栃木市内を散策ラン。
永野川の堤防を少し走り、土手を下りて栃木駅前に出る。
未完の秀作「路傍の石」の碑がある。山本有三さんは栃木市出身の有名人としては山口智子さんと双璧だ(笑)
「たったひとりしかない自分を、たった一度しかない一生を、本当に生かさなかったら、人間、生まれてきたかいがないじゃないか」
家が貧乏で奉公に出た吾一少年に先生が諭す名場面だ。
感涙に咽びながら、巴波川の堤防の右岸を下り、橋を渡ってUターン。左岸の堤防を遡上し、栃木城址に寄る。
栃木城は皆川広照さんが1591年に新築したが、1609年に広照さんが改易になっちゃったので廃城。わずか19年の短い命のお城だと看板に書いてあった。
でも心配しないで❗広照さんはその後頑張って、どこかの国の一万石に返り咲いたそうです。
再び巴波川に戻る。
栃木市は江戸時代に巴波川に船を浮かべて荷物を運び、江戸と日光・今市の物資輸送の集積所として栄えた商都であるとのこと。
永野川緑地公園に戻り、今月のアクティビティは終了だよ。
8月は242kmだったとのこと(笑)