昨日から降り続く冷たい雨が僕の虚弱な身体を容赦なく打ち続けた。
それでも、中間点まではほぼ計画どおりに走ることが出来ていた。
折り返し以降の上りで懸念していた向かい風が、僕の細い身体を無情にも押し戻そうとする。
牛舎からの臭いをマトモに吸い込んだ。ペースを維持することが出来ず、歩いたり走ったりの繰り返し。
33.4kmの打ち切り地点を過ぎた辺りで目眩を感じてきた。
私を十数年来苦しめるメニエール病の主症状である。
救護スタッフが近寄ってきて、「大丈夫ですか?」と問う。
私「申し訳ないんですけど、大丈夫ではありません。」
しばらく休んで回復を待って再スタートしたが、真っ直ぐ走れずフラフラになってきたので、打ち切りまでは5分ちょっと猶予はあったのだが、38.6kmの関門に停車していた収容バスに乗ったのである。
今回は気合いが足りませんでした。
運営スタッフ・ボランティアの皆様、大変ありがとうございました。
来年の開催は微妙ですね。