12日目の「妻と歩く旧日光街道」は石橋から雀宮である。石橋宿には往時の面影を伝える建物や案内板などはない。そこで街道から少し逸脱して寄り道した。
[孝謙天皇神社]
孝謙天皇(女帝)は下野国薬師寺へ配流された弓削道鏡を哀れみ、ここまで来たが病没したと伝えられている。
[児山城跡]
児山城は宇都宮氏の一族の多功朝定が鎌倉時代に築城した平城だ。本丸の土塁がほぼ往時のまま残っており、よく整備されている。
[鞘堂地蔵尊]
室町時代に宇都宮氏と小山氏の戦いで亡くなった人々を弔うとともに散乱した鞘を埋めて石仏を祀ったことにより鞘堂地蔵尊といわれるとのこと。
[茂原観音]
下野三十三観音霊場20番札所。茂原観音は安産子育てのご利益があり、60年に一度開帳される秘仏である。
[雀宮宿]
国道4号の雀宮駅前交差点には雀宮宿本陣跡、仮本陣跡がある。
暑い日差しの下の15キロのウォーキングだった。これからジョギングをするか迷っている。